ジェットスター航空、オーバーブッキングで予定便に乗れず
行きはシドニーからゴールドコースト空港へ。シドニー空港13時15分発のゴールドコースト行き。
国内線は2時間前から30分前までチェックインできますが、空港についたのは45分前。12時30分に空港に到着。けっして早くはないけれども、チェックインとしては問題のない時間に到着。
ところが、チェックイン機でチェックインしようとすると、なぜか「係員のいる窓口へ行ってください」という表示がでました。
とても嫌な予感が、、、(汗)
オーバーブッキングしてしまったようですね、、、謝らないオーストラリア人
ジェットスター航空のカウンターに行くと、係の女性が予約記録を見てひと言。
「オーバーブッキングしてしまったようですね。」
あくまでも自分の所感なのですが、オーストラリアの方は本当に謝らないと思うんです。
日本だったら・・・と言うつもりはありませんが、「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」のひと事くらい言うと思うのですが、、、。
もともと、ジェットスター航空をはじめとするLCC(ローコストキャリア)には、トラブルはつきもの? トラブルなんていつものことで、いちいち謝ってなんていられないのかと考えてしまいました。
とにかく、この時点で、予定便に乗ることができないことが確定しました。
ジェットスター航空オーバーブッキング、結局3時間あとの便に振りかえ、しかも行先が違う!!
ジェットスター航空のサービスカウンターでもらった手書きのメモ。16時00分のカンタス航空に振りかえられています。しかも行き先はゴールドコースト空港でなくてブリスベン空港。
ブリスベン空港とゴールドコースト空港は車で2時間くらい離れた距離にあります。
ゴールドコーストからブリスベン空港までは車で約1時間30分。
ゴールドコーストからゴールドコースト空港までは車で30分。ふたつの空港はゴールドコーストを挟んで北と南に真反対にあります。
もらったメモに、
”BUS@BNE”
と書いてありました。これは、ブリスベン空港からゴールドコースト空港まで移動するバスを準備したのでそれに乗れということだそうです。
とても不安だったので「ブリスベン空港に着いたらどうすればよいのか?」と聞くと、「ジェットスター航空のスタッフに聞いてくれ」とのことでした。
それにしても、ドライな対応。。。。
日本的なサービスは期待していないけれど、なんだか理不尽な思いで一杯。ひと言くらいお詫びを言ってもらってもよさそうなものだけど・・・。
ブリスベン空港に到着、当然ながら誰も待っていない
カンタス航空で無事ブリスベン空港に到着。搭乗出口のところで誰か案内の人が待っていてくれるのかと淡い期待をしながら飛行機を出ましたが、係の人は誰もいません。
仕方なく、手荷物を受け取りにバッゲージエリア(荷物受取り)に進みました。このあたりで不安マックス。ブリスベン空港でバスを準備しているから乗れと言われたけれど、乗り遅れずにバスに乗ることができるのだろうか、、
結局、荷物受けとりの場所にも係のひとはおらず、ジェットスター航空のサービスカウンターに自ら出向きました。そこで待たされること30分。オーバーブックになった他の人達9人でジェットスター航空が用意したバスに乗り込みました。
こちらでは「自己責任」なんですね。手取り足取りやってくれるというのはありません。サービスを受けたかったら自らサービスカウンターにおいでということですね。何でも自分で聞きながらやっていくしかないのでした。
ジェットスター航空のオーバーブッキングによる補償
オーバーブッキングはジェットスターのミスにより発生したものです。結局、ジェットスター航空がしてくれたのは、カンタス航空への振替便とブリスベン空港からゴールドコースト空港までのバス移動だけでした。
それにしても、ドライな対応。。。。予定していたアポイントが流れてしまったのに。。。でも航空会社には関係のない話か、、
帰路便のジェットスター航空、目的地のシドニー空港が大雨でフライトキャンセル。またまたトラブル
ゴールドコースト空港に到着、チェックインをすませカフェで軽い夕食をとっていたらアナウンスが。シドニー空港は、大雨でフライトキャンセル。予定便の427便はジェットスター航空のシドニーへの最終便です。(その30分後のバージン航空シドニー行きもキャンセルになりました)
なんだってーー。シドニーに帰れない、もう一泊ゴールドコーストに泊まらないといけない。ホテル空いているだろうか。
いろいろなことが頭のなかをぐるぐると考えてもなるようにしかならないのだけど、、、。
ターンテーブルから荷物を受け取って、ジェットスター航空のチェックインカウンターに戻ってみると、長蛇の列。
みなさん、旅の疲れとフライトキャンセルのショックからか(笑)話し声も聞こえず寡黙でした。
今回のフライトキャンセルはジェットスター航空が原因ではなく、天候によるもの。
振りかえ便は用意するが、ホテルもバスなどの移動も個人負担との説明。そりゃ、そうなんだけど。。
シドニーに戻れない上に、宿泊、空港までの移動費もすべて個人負担?
それだけではなかった。さらなるショックが。。
「明日のゴールドコースト発シドニー行きのすべての便が満席!です。」
明日帰りたかったら、ブリスベン空港発の便に乗るしかない、しかも空港までは自費でって。
また、ブリスベン空港か・・・
ジェットスター航空 天候不良によるフライトキャンセルの補償について
天候不良は航空会社の責任ではないので、代替え便を用意してくれるだけで、補償は一切ありませんでした。
でも何故か不思議なことが起こりました。ブリスベンからシドニーの機内で、フライトアテンダントのひとから、「あなたには10ドルのクレジットがついているから、このメニューのなかから10ドル分なにかサービスを受けろ」というのです。
これは、どういうことだろう。
なんで自分だけ10ドル分のクレジットがついているのかと尋ねましたが、「理由は分からないが搭乗者リストの名前の横に10ドルと書いてあるから」とのことでした。
意味がわからない説明・・・???
理由はわからないけど、少しの優越感とチップスと珈琲で少し機嫌がよくなりました。(笑)案外人間の感情ってこんなものです。(自分だけか)
行きのフライトの変更先が自社便でなくカンタス便だったので、帰路便ですこしお詫びの品をだしたということなんでしょう。
ジェットスター航空のメニューです。
チップスと珈琲をいただきました。
オーストラリア国内線、ジェットスター航空、トラブル時の体験から「補償」のまとめ
天候不良などによるフライト遅延、キャンセルについては、航空会社の責任ではないという理由から、一切の補償はしてくれないようです。
フライトキャンセルになったら個人の負担は大変大きなものになってしまうのですが、考えようによっては、まあ仕方ないかと思いました。
オーバーブッキング、機体トラブルによる遅延、キャンセルについては、航空会社側の責任なので、一定程度の補償はしてくれます。宿泊代、空港までの交通費などは上限はあるようですが補償してくれます。
ゴールドコーストから、ブリスベン空港、ゴールドコースト空港までの公共の交通機関ですが、トラムや電車などが充実しています。またの機会にご紹介したいと思います。